| ナイトロテック事業部 | 直通TEL0565-27-3753 | |
| FAX0565-27-4305 | 担当:宮井 |
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| ※ナイトロテック法はトヨタ自動車技術標準に掲載されています(TSH5205) | ||

| 主な使途 | 技術資料 | カタログ取得 |
| 英国ルーカス社(現ナイトロテック社)が開発した、ガス軟窒化処理に連続して表面に利用価値の高い黒色酸化皮膜を形成する、低コストで付加価値の高い最新の熱処理技術です(PAT.1615556)。弊社は提携により国内での生産権を取得しております。 | |||
| @ | 耐摩耗性・摺動性 | ||
| HV700〜1200の表面層とワックス含浸等によりオイルレスベアリングを省略できます。 | |||
| A | 耐食性 | ||
| 亜鉛メッキ、無電解ニッケルメッキ、ダクロ処理、塗装等の表面処理、あるいはステンレス部材等に代替できます。 | |||
| B | 強度向上 | ||
| 高濃度の窒素により鋼材表面に極めて硬い窒化鉄イプシロン相(Fe3N)の化合物層が多孔層(ポーラス)緻密層(ソリッド)を形成させ更に下部には窒素富化された拡散層部分があり強度・疲労限を向上させ薄肉・軽量・小型化を図ることができます。 | |||
| C | 黒染効果 | ||
| 部材の仕上がり表面は特殊な工程を加えると気品あるブラックやグレー色となりワックス含浸する事により最表面の四三酸化鉄(Fe3O4)のブラックフィニッシュの装飾性が得られます。 | |||
| D | 無公害 | ||
| 低温ガス式表面硬化法のため有害なソルトが付着することはありません。また排水処理が不要で無公害です。 | |||
| ナイトロテック法をベースに、弊社が独自で開発した真空焼入れ炉を用いた、ナイトロテック法よりもさらに品質安定度の高い熱処理です。 | |||
| @ | 表面にポーラス層の無い(極めて少ない)窒化皮膜が形成できるため、ナイトロテックに対して格段に耐摩耗性の優れた窒化皮膜が形成されます。 | ||
| A | 表面にポーラス層が無い(極めて少ない)ため、大切な表面硬度においてナイトロテックよりも高い値が得られます。 | ||
| B | 真空炉を用いるため、大気などの環境を受けず、ロット間での安定した窒化皮膜が形成されます。 | ||
| C | レトルト加熱方式により、(処理ガスによる直接加熱でないため)1ロット中のばらつきが極めて少ない、安定した窒化皮膜が形成されます。 | ||
| D | 以上の特徴を踏まえた上での特性はナイトロテック法に準じます。 参考データ | ||